2020年も早いもので12月。
12月ということで先日今年最後の積立NISAの定期積立が終わりました。
この記事を書いているのが12月6日ですので、まだ12月も3週間ほどありますが、現時点での今年の資産運用の運用実績を公開したいと思います。
現在の私のスペック
- 会社員
- 年収600万ほど
- 妻(無職)と子供一人
- 投資1年目
- 積立NISA年間限度額を積立
- 米国ETF保有:SPYD200株、HDV100株
投資一年目の運用実績

12月4日(金)の取引終了時点ですが、結論から申しますと現在は↑の通りです。
ありがたいことに、保有している銘柄全てで利回りがプラスとなっております。
一つずつみていきたいと思います。
eMAXIS Slim 米国株式S&P500(積立NISA)

2020年4月から積立を開始し、増額設定して毎月44444円積立していました。
かなり縁起の悪い積立金額ではありますが、結果としてはかなり高スタートをきれたのではないかと思います。
運用成績
- 評価額:457334円
- 利回り:+14.33%
ちょうどコロナウィルスが世界的に蔓延し、株価が大暴落したのが3月で、その次の月である4月から積立を開始したのがタイミングがよかったようです。
また、米国の株式指数であるダウは先日過去最高値を更新しましたので、それも影響しています。
しかし、世界的にまだコロナが収束する兆しはみられず、ワクチンが供給されようとしている事に対する期待感からの株価上昇のようですが、このワクチン次第でまた株価が下がる可能性もあるかと思います。
更に、米国大統領選が民主主義の崩壊と言えるような色々な疑惑があり、どちらが大統領になったとしても米国に対する世界からの不信感は残るような気がします。
eMAXIS Slim 先進国/全世界(除く日本)
楽天証券にて楽天カードで毎月積立をしているのですが、先進国株式についてはクレジットカード払いの限度額である5万円の残りである5556円を毎月積立。
全世界(除く日本)に関しては楽天ポイント投資で毎月1000円だけ投資しておりました。
運用成績
【先進国株】
- 評価額:57733円
- 利回り:15.45%
【全世界(除く日本)】
- 評価額:11553円
- 利回り:15.52%
先進国株も全世界株も米国株が多く占めているのですが、にも関わらずS&P500よりも微々たるものですが高いパフォーマンスを示しました。
これは米国の株価よりも先進国や新興国の株価が上昇幅が大きかったということでしょうか。
株は米国一強かと思っていましたが、そうではないのかもしれません。
SPYD(SPDRポートフォリオ S&P500高配当株式ETF)

私が初めて購入した株式が米国高配当株であるSPYDです。
コロナの影響で株価が少し下がり始めたところで100株ほど一気に購入してしまい、その後大暴落していきなり含み損を抱えてしまったという苦い思い出があります汗
その時の詳しい記事はコチラ

しかし、あの時の「やってしまった!!」という感覚は今でも覚えていて、今となってはいい経験となっております。
失敗しないとわからない事ってありますよね(と自分に言い聞かせる)
暴落を目の当りにし、自分の保有する株の株価がみるみる目減りしていくのを眺めながら、暴落が落ち着いたところで株価が最安値を1ドル更新する度に10株ずつ買うというルールを自分で設定し、最終的に200株保有するに至りました。
運用成績
- 200株保有
- 評価額:710367円
- 利回り:5.31%
- 平均取得価額:31.48ドル
高配当がウリなのにも関わらず、9月の配当は大幅に減配してしまいました。
とゆうか、これは後で調べてわかった事なのですが、2019年の12月を境にひたすら減配をしています。
あまり減配が続くと苦しいですね汗
200株揃えた頃は1ドル106円~108円ぐらいで推移していましたが、最近は円高が進み103円~104円をウロウロしています。
こちらは米国の大統領選が決着したら円高も落ち着いてくるのではないかと予想しています。
HDV(iシェアーズ コア米国高配当株)

HDVに関してはSPYDと組み合わせるのがポートフォリオ的にいいとの情報をいただいたので購入しました。
こちらも株価の暴落に合わせて購入を開始したのですが、SPYDよりも手をだすのが遅かったのもあって精神的ダメージは低かったです笑
こちらもSPYDと同じように株価が1ドル下がる度に5株買うというルールを設定して最終的に100株保有しています。
運用実績
- 100株保有
- 評価額:935456円
- 利回り:10.13%
- 平均取得価額:79.18ドル
HDVに関してはこのコロナ渦の中でも配当金にそれほど大きな減配もみられず、株価も徐々に戻してきていて安心してみていられますね。
2021年の運用計画
積立NISAに関して
投資信託は現在3銘柄に投資していますが、こちらはeMAXIS Slim全世界(除く日本)一本に絞りたいと思います。
理由としては、先ほども少し触れましたが米国に対する不信感。
米国の裏に潜むとある国…そしてその国による世界シェア拡大で米国弱体…
根拠はないですしあまり情勢を読む目は肥えてませんので感覚によるものが大きいのが否めないのですが、なんとなく米国一本というのは危ない気がしました。
また、このコロナ渦で本業の収入も手取りが1割ほど減っており、来年から賞与も2割減る可能性も囁かれてまして、それによって投資に回せる資金力の低下で、預金と投資の比率(預金:投資(元本)=5:5)のバランスが崩れそうなのでバランスをとりたいと思いました。
嫁さんが仕事を始めるなどで余剰資金ができれば都度投資に回したいと考えています。
米国高配当ETF(HDV、SPYD)に関して
2銘柄とも現在のところ含み益を出していますし、ちょっと米国の雰囲気が怪しいなというのはありますが、米国が消えてなくなるなんてことはさすがにないと思いますので、よっぽど緊急で現金が必要にならない限りひたすらホールドしていきたいと考えています。
現在はキャピタルゲインとインカムゲイン両方が享受できる状況ですので、評価額をみて目の保養になる効果も期待できます笑
ただ買い増しする予定はいまのところありません。
預金として銀行に預けているよりは株として持っているほうがいいという考えです。
最後に
資産運用は本当に初心者で始めた頃は手探りで、初心者なのにインデックス投資よりも先に高配当ETFに手をだして痛い目をみました汗
しかし、失敗を経験しつつも投資1年目の運用成績は大きく含み益で終える事ができそうです。
この調子で、積立NISAに関しては年40万を目標にひたすら毎月積立、高配当ETFに関してはひたすらホールドして、将来のために資産を育てていきたいと思います。