ソーシャルディスタンスという風習が習慣化しつつある現在、宅配便の受取方にも一部変化があるようですね。
宅配便は宅配業者と受取人が面と向かって荷物を受け渡しするのが一般的ですが、ソーシャルディスタンスの影響で受け渡しすら抵抗を感じる方がいるようです。
今回は、私が宅配ボックスをオススメしたい理由を解説します。
宅配ボックスを設置するメリット
私の自宅は新築の戸建てなのですが、設計段階から宅配ボックスの設置を決めていました。
ちょうどヤマト運輸の配送料増額が話題になった時期ですね。
戸建てに住み始めて3年になりますが、結果として宅配ボックス設置は是非お勧めしたいです。
不在時に配達にきても大丈夫
ネット通販で買い物すると以前までは配達日、配達時間も指定できたのでこちらもある程度時間を合わせて自宅で待機することも可能でしたが、最近では通販の利用者の増加に伴って配達日と配達時間の指定ができない宅配業者も増えてきたようです。
しかしそれは結果として配達にきても受取人が在宅しておらず、結局再配達しなくてはならないという事態を招いています。
宅配業者も仕事とはいえ、再配達する手間が増えると仕事が終わるのが遅くなりますし、そういった状況を知っている私達受け取る側も申し訳ない気持ちになります。
再配達の申請するのも中々面倒ですよね。
しかし、宅配ボックスを設置していれば、通販で商品を購入した際に備考欄で
「不在時は宅配ボックスへ」
と一筆添えておけば、不在時に配達にこられても宅配ボックスにいれておいてくれます。
これは受取人も常に在宅しておかなくても大丈夫ですし、何より配達業者さんの負担も軽減させる事ができます。
在宅してても玄関まででなくていい
宅配ボックスを設置していれば、荷物が届いても無理に応対する必要はありません。
在宅していても手が離せなくてインターホンが鳴ってもでれない時ありませんか?
そんな時でも宅配ボックスを設置していれば問題ありません。
我が家の実体験ですが、乳幼児がいるご家庭で親子二人しかいない時の授乳中に配達にきた場合とかも授乳をやめる必要がありません。
インターホンには出れるけど外にはでたくない、ソーシャルディスタンスの観点から宅配業者さんと荷物の受け渡しはしたくない、という方にもオススメしたいです。
インターホンに出るだけ出て「宅配ボックスいれといてー」でおっけーです。
置き配による盗難の心配もない
ソーシャルディスタンスの影響で、宅配ボックスもっていない方を対象に宅配業者さんが家の前に荷物を置いていく「置き配」という配達方法もあるようです。
しかしこの配達方法が怖いのはなんといっても盗難。
誰にも見られずに荷物を取られてしまっては誰が盗ったのかわかりません。
不用心極まりないと思います。
宅配ボックスは宅配ボックス自体が固定されており、荷物もいれてしまえば鍵がなければ開かないタイプがほとんどなので、盗難の心配はありません。
宅配ボックスにはチェーンなどで固定して盗られないようにする置き型タイプの宅配ボックスも存在しますのでそちらも検討されてはいかがでしょうか。
宅配業者を装った不審者にも有効
世の中には宅配業者を装って訪問し、玄関を開けさせて危害を及ぼそうとする不審者も少なからず存在しています。
最近では実際にご両親がお仕事で不在で子供だけでお留守番しているときに不審者が訪問してくるケースがありましたね。
そもそも怪しいと思えは応対しなければよいですが、宅配業者を名乗ってくればこれも「宅配ボックスにいれといてー」で済ませることができます。
デメリット:クール便には対応できない
クール便のお荷物は宅配ボックスにはいれてくれません。
生物やアイスなど長時間放置しているとダメになってしまうモノは直接受け渡しが原則となります。
当然といえば当然ですね。
宅配ボックスとて万能ではありませんので注意しましょう。
宅配ボックス使用法詳細(画像付)
これが我が家の宅配ボックスです。

裏側はこんな感じ。
ダイヤルロックになっていて、郵便物も盗難の恐れはありません。

前の扉をあけるとこんな感じになります。
宅配業者さん用の印鑑は扉の内側についております。
あまり大きすぎる荷物は入りませんが、大体5箱セットのボックスティッシュ8セット分ぐらいの容積になります。

扉を閉めてロックを下げると前からは開きません。

ダイヤルロック式の扉を開くと中に更に鍵式の扉があります。
上部には郵便物が投函されるスペースがあります。
中に荷物が入っていないか確認できる小窓付です。

鍵をあけて扉を開くと荷物が受け取れます。
開くと同時に前面のロックが解除されます。

最後に
今回は宅配ボックスについて説明させていただきました。
私が設置している宅配ボックスは門柱も兼ねているのでお値段もお安くはありませんでしたが、安い宅配ボックスも種類が増えてきています。
あるとないとでは生活の利便性が格段に違ってきますので、設置していない方は検討してみてはいかがでしょうか。