先日、私もお陰様でようやくコロナ不合格を脱し、Googleアドセンスに合格する事ができました。
Googleアドセンスの審査に挑戦する事その回数30回。
内、コロナ不合格は24回ほどだったかと思います。
この記事では、私がコロナ不合格を脱するために行った対策や、コロナ不合格に関する考察について述べていきたいと思います。
あくまで考察ですので、この記事を参考にしたからといってアドセンスに合格できるわけではありませんので予めが了承ください。
Googleアドセンスとはなんぞやとか、アドセンスに挑むためにやるべき事とか初歩的な段階の事を述べる記事ではありませんので、ブログを始めたばかりでこれからアドセンスに挑戦される、まだ右も左もわからないというような方は、まずは溢れかえっているアドセンス合格に関する誰かしらの記事をご参照ください。
コロナ不合格に苦しむ事20回以上
私がブログを始めた当初はとりあえず書きたい記事を書きまくって、ある程度記事数が増えたところでGoogleアドセンスに申請して運よく合格できればいいやーぐらいの感覚でしたが、アドセンス先生はそんな甘い考えのブロガーの心は確実にへし折りにきます。
Googleとしても「広告を貼る価値のあるブログ」を欲しているわけです。
読者にとって価値のある記事=広告を踏んでもらえる可能性が高い。
こんな記事を書くことがまず大前提です。
話が少し逸れましたが、私がGoogleアドセンスを始めて申請したのが2020年の3月。
この頃にはすでにコロナが流行りだしたと世間的にも騒がれだした頃ですが、まだ世界的にはそこまで拡大していない時期でした。
3月に申請した際は「価値の低い広告枠」という理由で不合格とされましたが、私なりに記事をリライトしたり質をあげたりして、再度アドセンスに申請したのが4月。
この頃から、今なお苦しんでいる方がいるコロナ不合格のお目見えです。
コロナ不合格とはなんぞや?

私が4月に再申請した際にコロナ不合格で落とされましたが、Twitterをみてもコロナ不合格だったというツイートをしている方が多数見受けられました。
4月に関してはコロナの影響でGoogleも在宅ワークを余儀なくされており、アドセンス審査のキャパシティが大幅に減少、4月のコロナ不合格に関しては実際にコロナの影響で審査できていなかったとう認識で間違いないでしょう。
しかし、6月頭頃になると、アドセンス合格者が急増。Twitterでもコロナ不合格で苦しんでいた方も合格したと報告するツイートが多数みられるようになりました。
6月にはコロナの流行が一時的に収まっております。
しかし、この合格者が多発した6月でも私は相変わらずコロナ不合格でした。
コロナ不合格とは偽りの姿
これほど合格者がいるのになぜ私はコロナ不合格という裁定が下るのか。
これは不合格通知は「コロナ不合格」ですが、実は別の理由が隠されているんじゃないかと考えました。
恐らく、アドセンス審査にはまずAI等で機械的に審査される第一段階と、その第一段階を突破して人間に審査される第二段階があるのではと推測しています。
そのAIによる第一段階の審査において、Google側が逐一設定しているNG条件にひっかかったらすべてコロナ不合格として通知しているのではないかと考えました。
コロナ不合格回避の対策
ポリシー違反・禁止コンテンツの再確認
コロナ不合格で散々落とされてるブロガーさんはポリシー違反などは確認はされていると思いますが、念のために再確認はしておきましょう。
私の場合ですが、Googleアドセンスを申請する上で、禁止コンテンツがあり、その禁止コンテンツに抵触する可能性のあるNGワードが存在しています。
私は元航空自衛隊であるため、自衛隊に関する記事を書いていたり、プロフィールにも自衛隊に関する画像を使ったりしていました。
しかし、自衛隊の持つ装備というのは、有事でもない限りありえない事なのですが、他者を傷つける可能性があり、Googleとしてはそういった可能性のある具体的な装備名を検出してNGワードとして弾いている可能性があります。
詳しくは、こちらからご確認ください→参考:アドセンスポリシー禁止コンテンツ
このように、アドセンスポリシーをよく読まないと見落としてしまうようなNGワードが存在していて、無意識に使用していて弾かれてる可能性があります。
404 NOT FOUND
この記事はアドセンス審査的にもよくないかな?などと様々な理由で、一度公開した記事を非公開にする事もあるかと思います。
しかし、非公開にしてもGoogle検索上ではその非公開にした記事のリンクが残っており、それをクリックすると
「ページが存在しません(404 NOT FOUND)」
と表示されます。
審査第一段階でAIが記事を審査している際にこのようなページを発見してしまうと、恐らく弾かれてしまうのではないかと推測します。
非公開にした記事は、Googleサーチコンソールにてインデックス削除を行いましょう。
また、自分の記事のリンクの存在の有無は
「site:ブログのURL」
をGoogle検索に打ち込むことで確認する事ができます。
ちなみに、検索をかけた際に、公開している記事にもかかわらず検索に表示されない記事がありました。
しかしその状態でも審査には合格しましたので特に問題はないかと思われます。
基本的な設定の不備
- プライバシーポリシーの設定
- プロフィールページの設定
- メタ情報はいらない
- SNSへのリンクが文字化け・重なりがある
- カテゴリーが多いのにカテゴリー内の記事が少ない(プロフィールのみでカテゴリーを設定するのは問題なし)
- アイキャッチ画像はできたらオリジナル画像
ざっとこれぐらいは確認しておいたほうがいいかと思います。
しかし、上記の件を満たしていなくても合格している人を確認していますので、必須ではないかと思われます。
雑記ブログ→特化ブログへ路線変更
私のブログは特にジャンルを絞っていない雑記ブログでしたが、最後のアドセンス申請前に特化ブログへ変更しました。
とはいえ、特化というにはかなり範囲が広いです。
私のブログ名が
「さかっとらいふ」
という事で、生活や暮らしに関するブログということをアピールするために、生活の質の向上や暮らしで役に立つアイテムなどの購入レビュー記事を追加していきました。
カテゴリーも「プロフィール」「生活・暮らし」の二つに絞りました。
コロナ不合格対策とはちょっと違うかもしれませんが、ブログの方向性をはっきりさせる事で審査の印象はよくなるかな?という見解です。
一旦特化にして、合格さえしてしまえばあとはポリシー違反さえ侵さなければ何を書いても大丈夫なので、一時的に特化ブログにしてもいいかもしれません。
再申請を1か月我慢した
コロナ不合格が多発していた時期は、コロナ不合格がくる度に即再申請しておりました。
しかしある日、Googleから審査もしませんよというような内容のメールが送られてきました…。

再申請のしすぎでなんかしらのペナルティが与えられた可能性を考え、その後の再申請は2週間後にしましたが、コロナ不合格に戻っただけでした。
ちょうどその頃は7月半ば頃であり、コロナ第2派が流行しだしてTwitterからもアドセンス合格ツイートがまた少なくなった時期でもありました。
そこで私は、申請を1か月我慢してみようと思いつきました。
なぜ1か月なのかというと、すでにアドセンス広告を利用している方で、なんらかのペナルティで広告を停止された後、広告が復活するまでの期間が1か月だと聞いた為です。
もしかしたらアドセンスのペナルティの期間は1か月が多いのかな?と考え、1か月我慢しました。
満を持して再申請する時の為に5記事下書きを用意
コロナ第2波が流行っている7月半ば頃でも合格してる方はいて、その方々の特徴としては
「更新頻度が高い」
というのがありました。
コロナの影響でGoogleもスポンサー収入が乏しくなっているので、アドセンス合格させるなら更新が止まっているブログよりもまめに更新しているブログを選ぶのは当然の話だと思い、再申請する二日前から用意した5記事を1日1記事ずつ毎日アップするという作戦をたてました。
これは功を奏したかどうかはわかりません…
理由は次で解説します。
8月中旬から合格者が急増
8月中旬から合格者が急増しました。
しかも今まで散々コロナ不合格で苦しんできた方が、ブログの内容を特にいじっていない状態で再申請したのにも関わらず合格したというモノでした。
しかし未だにコロナ不合格で落とされている方がいる事も事実です。
コロナ不合格は時期によって判断基準がが変わっていると推測されます。
例えるならば、1~10まで審査基準があって、10すべてクリアしないとコロナ不合格にされる時期と、5クリアしていればコロナ不合格が回避される時期があるなどです。
今合格しやすくなっているのはコロナ不合格の審査基準が甘くなっているかと思われます。
7月中頃は更新していないブログはコロナ不合格で返されていましたが、8月中旬頃からは更新していないブログでも合格している方を確認しております(リライトはしているかもしれません)
なので申請時にアップするつもりだった5記事はもしかしたら必要なかったかもしれませんが、一応作戦は実行しました。
そして、合格しました。
最後に
アドセンスに挑戦していた期間が長く、曖昧な内容になってしまって申し訳ありません。
私がコロナ不合格を回避した上で合格する為に行ったことを出来る限りまとめました。
まだコロナ不合格で悩まされるブロガーの皆さん。
諦めなければいつかきっと合格できます!
私も半年間挑戦してきて何度も諦めそうになりました。
ドメインで弾かれてる可能性があるからと新規ドメイン取得も進められましたが、なんだか逃げるみたいでできたらやりたくありませんでした。
結果、合格を勝ち取ることができました。
この記事がコロナ不合格で悩んでいる方へ少しでもお役にたてれば幸いです。